じむいんパパのinterest日記

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授かり効果(保有効果)について教えてもらいました。

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なかなか物を捨てることができなくて…気付いたら部屋がとんでもない状態になっているってことありませんか?と同僚に相談すると、それって授かり効果(保有効果)にハマっているんじゃないですかね…と言われることがありました。

授かり効果(保有効果)? 

言葉の意味を知らなかったので正直に話し、少しだけ教えていただくことに…

人は一度手に入れたものを手放すとき、手に入れる前よりもその物に価値があると感じてしまうことがあるんです。例えば、リサイクルショップに持っていた物の買取価格を聞いて、「安すぎじゃない?」と思ったことはありませんか?と尋ねられ、あるあると大きく頷いてしまいました。

そんな経験があるからかもしれませんが、何年も来ていない洋服や何年も読んでいない本、使っていない物が部屋に転がっています。でもそんな物の(自分でさえ何年も使っていない物)価値が高いわけないですよね…でも何でそんな風に思ってしまうのでしょうか?

授かり効果(保有効果)が起きる原因は、人は、何かを得る喜びより、何かを失う悲しみの方が大きく感じる性質があるからなんですよ。一度手に入れてしまったものは、自分の中では2倍程度の価値になり、結果として、手放せなくなってしまうんです。と教えていただき、カラクリを少し理解することができたような気がします。

一般的に授かり効果(保有効果)によって起こることを知ることで、少しはそのカラクリ(自分が一度所有した物に感じている価値は、実は市場の価値より高いこと)に気を付けることができそうです。

話は少し変わりますが、同僚から話を聞いているうちに、この感覚って仕事の場面でもあることなんじゃないかな…と思うことがありました。

組織として何か変えなくてはいけないことがある場合、現状の環境を捨てる(変える)ことを嫌がってしまうことがときにあります。

変化にはリスクがあると感じてしまい、現状の環境を手放すことができない(変化に合わせることがリスク低減なのに)…

・現状のままに留まるのが楽だろう…
・現状を手放すことがもったいない(現状のほうが価値がある)と感じてしまうことも保有効果(物ではなく環境の保有ですが...)の一つになるのでしょうか?(間違っていたらごめんなさい)

不確実なものより身近な確実なものを好むことも大切なことであるとは思いますが、どうしても変革が必要なときは、現状を維持することがいいんだ!みたいな抵抗勢力にならないようにしていきたいと感じました。

話はそれましたが、今日は日曜日。仕事も休みなので、まずは部屋の片づけをしていきたいと思います。断捨離してみます!