「これ、急ぎでお願いします!」
そんなメッセージを送ったあと、相手からすぐに返事が来ないと 「もしかして忙しかったかな…」と少し気まずくなる。
逆に、自分が作業に追われているときに急ぎと書かれた依頼が飛び込んできて、「本当に急ぎなのかな…?」と心の中でそっとため息が出る。
悪気はないのに、知らないうちに周りを困らせてしまう行動は、どんな職種・年代でも起こりやすいものです。
なぜそうなるのか(原因・背景の整理)
周りを困らせる行動を無自覚にしてしまうのには、いくつか理由があるのかもしれません。
・自分の状況が基準になってしまうから
忙しいときほど「急ぎです」が口に出やすく、 相手の状況を想像する余裕がなくなることがあるようです。
・職場の暗黙のルールが見えにくいから
どこまでが急ぎで、どこからが通常対応なのか、チームによって違うため、判断が難しい場面もあります。
・悪気がないからこそ気づきにくいから
自分では普通の行動でも、相手にとっては負担になっていることがあるようです。
知らないうちに周りを困らせている行動10選
① 「急ぎです」を気軽に使ってしまう
依頼の冒頭に「急ぎです」と書く前に、本当に急ぎなのか、いつまでに必要なのかを一度だけ確認します。
「急ぎです」という言葉は、相手の作業を強制的に止めてしまう可能性があります。また、急ぎの基準が人によって違うため、どれくらい急ぎなのか”が伝わらず、相手が判断に迷うこともあるようです。
・「◯時までにいただけると助かります」と具体的に伝える
・急ぎではなく優先度が高めなど柔らかい表現にする
・どうして急ぎなのか、背景を一言添える
これだけで、相手の負担がぐっと減ると言われています。
そのほかの「知らないうちに周りを困らせている行動」9選
・期限を曖昧なまま依頼してしまう
・会議で結論が出ていないのに話を終わらせてしまう
・資料を送るだけで説明を添えない
・相手の予定を確認せずにタスクを振る
・ちょっといいですか?を頻繁に使いすぎる
・自分の都合で打ち合わせ時間を変えがち
・返信の優先度を相手任せにしてしまう
・曖昧な表現(例:いい感じに、適当に)を使ってしまう
・相談と依頼の境界が曖昧で、結果的に丸投げになる
周りを困らせる行動は、誰にでも起こりうるものです。向き不向きもありますし、完璧に気をつける必要はありません。ただ、ほんの少しだけ言葉やタイミングを整えるだけで、職場の空気がやわらかくなることもあります。できそうなところから、ゆっくり試してみてください。