うちの会社もデジタル給与になりますかね？ヤフーニュースで見たんですけど…２０代の後輩から聞かれました。
デジタル給与が解禁になるって確かにテレビなんかでも放送されてるね。でもすぐに今の銀行振込から変わることはまず考えにくいんじゃないかな…と伝えると、後輩はなんだか残念そうな表情。
「そんなにデジタル給与がいいの？」と聞いてみると、普段は財布を持ち歩かないようで、支払いはすべてスマホのため、デジタル給与になれば銀行にも行かなくて済むから嬉しいです。と教えてくれました。
私もPayPayなど利用していますが、まさかすべての支払いがスマホからの決済とは少々驚きました（今は全てスマホでの支払いの方＝キャッシュレスが多いんですかね…）。
もう少し時代についていかないと思っていると…デジタル給与については、ヤフーニュースにたくさん掲載されているので、是非見てください。と後輩から勧められたので早速調べてみました。
企業が従業員のスマートフォンの決済アプリの口座などに直接払い込む「デジタル給与」が、来年4月に解禁される見通しとなった。なるほど…もうあと半年後の話なんですね。
デジタル払いは、銀行以外の資金移動業者が管理するキャッシュレス決済口座へ送金。
銀行口座を介さずに直接決済サービスを通じて給与支払いができるというもの。
メリットやデメリットは何だろう？ 確かにメリットがあるなと感じたことは、
会社にとっては、給与を振り込む際の銀行振込手数料を削減できる可能性がある。
従業員にとっては、給与がキャッシュレス決済のアカウントに送金されれば、今までのように銀行口座などからアプリにチャージして買い物をする必要がなく、利便性が向上する。
デメリットになるのか？少しわかりませんが、資金移動業者が破綻した場合の補償はどうなるのか、セキュリティの不備などで不正送金される可能性はないのかといった問題もあります。といった記載があり、この点については不安になりました。
調べていると、現在の日本のキャッシュレス決済比率は２～３割であり、キャッシュレス決済が普及している韓国（９割以上）や、イギリスや中国（約７割）などの世界と比べて低い水準にとどまっているとありました。
日本政府は２０２５年にキャッシュレス決済比率を4割まで引き上げることを目標に掲げているようであり、銀行口座を介さないキャッシュレス決済口座へ直接、給与の振り込みを可能にすることで、キャッシュレス決済の利用をさらに大きく広げる狙いがあるのですね。
デメリット（セキュリティ等の不安）が１００％無くなることは無いと思うので、どうすれば対応できるようになるか？対応するとすればどのような準備が必要になるか？について、もう少し詳しい方とお話したり、おそらく今後デジタル給与についての研修なんかがあるのでは？と勝手に思っているので、勉強を続けていきたいと思います。
