「最近元気が出なくてね…体の調子もガタッと落ちたような気がして…」
先日、定年を迎えられた取引先の元担当者の方とお話する機会がありました。
営業に来られていたその方は、とても礼儀正しく、いつも気持ちがいいくらいお元気だったのでなんだか別人のように感じてしまいました。
お聞きしてみると、定年退職を焼く40年間の社会人のゴール(終わり)と考えてしまっていたのかもしれない…とのことでした。ゴールにたどり着いたのは良かったけど、気持ちの張りがなくなってしまったと…
自分は社会人になってから約27年が経過しました。定年を60歳と考えると残りは13年。長いのか短いのか今の自分にはまだわかりませんが、定年をなんとなくゴール(終わり)と考えてしまっていることは否定できません。
でも今は人生100年時代。60歳はまだまだ人生の通過点ですよね。自分もまだまだやりたいこと(まだ見つかっていないことも含めて)がたくさんあります。そう考えると定年退職は社会人のゴール(終わり)ではなく、あくまで一通過点であると前向きに捉えることのほうが楽しく人生経験を積んでいけそうですよね。
何ごとも終わりに向かって進むよりも、常に今を通過点と考え、未来(将来)に向かって進む。次に何をするのか(何をしたいのか)を考え、ワクワクしながら進んでいくほうがきっと楽しいはず…
これからの人生、辛いことや悲しいこと、嬉しことや楽しいこと、いろんなことが起こると思いますが、どんな状況になっても、未来(将来)は、今この瞬間から思い描くことができる!と考え、常に気持ちに張りをもてる(健康で元気で過ごすことができる)自分になりたいと思います。