「みんなが言っているので◯◯した方がいいと思います」とか「私は思わないんですけど、みんなが言っているので〇〇は止めたほうがいいと思います」ってよく言う方がいるのですが、それって本当にみんなが言っているのでしょうか？ というのも、その方以外から直接同じ内容をお聞きすることがあまりないんですよね…個人的な意見をあたかも全体の意見のような感じで言われているのでは？と少し疑ってしまう自分がいます。
同じような経験をされている方（された方）はいらっしゃいますか？
多くの方々が本当に言いづらいことを勇気をもって提言してくださっているのであれば真摯に受けとめなければならないとは思っています。しかしながら、周囲に何度か確認したところ、「そんなこと聞かれてないよ」とか「一部の人だけが思っているんじゃないかな…自分はそんな風に思っていないし」とか「あの人、その新しい業務したくないって言っていたよ。でも一人だけ嫌だって言うと目立つからみんなそう思っている。みたいに勝手にいっているんじゃないのかな…」なんてことを耳にしてしまったんです。
何度かこんなことを耳にしてしまうと、せっかくの提言も素直にみんなの意見だと感じることができないんですよね…もしかしたら本当にみんなの意見かもしれないのに…
もちろん、多数派の意見だから重要視する。少数派の意見だから軽んじる。といったことはしないようにしていきたいと思っていますが、「みんな反対している」というニュアンスのフレーズを聞くと、みんなの意見だからなんとかしないと…みたいに自分の意見や考えを失ってしまう自分がまだまだいます。
これからは、みんなが言っているのかよりも、その考え方でいいのか？あるいは、考え方を変える必要があるのか？あるとすればどうすればいいのか？を多数派の意見だけに左右されず、自分自身がしっかりと判断できるようになっていきたい…と思っています。
