「些細なことはグッと我慢することも必要です」とか「団体行動においては個人的なわがままは言わないでください」って言われたことありますか？
もちろん団体行動の規律を個人的な感情だけで一方的に乱すことに賛同しているわけではありません。ただ、「こんなこといちいち言うと嫌われるかな…周りの空気が悪くなるから止めよう…」ってグッと我慢して飲み込みすぎていると自分が苦しくなることってありませんか…
小心者な性格もありますが、自分は比較的グッと我慢するタイプだと思っています（周りからはどう思われているかは定かではないけれど…）。そしてストレスを溜めて、「なんで自分だけ…」みたいな感情を抱いてしまいます（我慢したのは自分の意志なのに…）
でもよくよく考えると、自分が我慢して（言いたいことを飲み込んで）言いたいことが言えない間柄のままでは本当に困ったときにお互いに協力して（知恵を出し合って）、その困難を乗り越えることができなくなってしまうんじゃないでしょうか。最近そんなふうに考えるようになってきたんです…
もちろん、自分が言いたいことだけ言って喧嘩をすることは良くないけれど、お互いが不満（どうして分かってくれないんだろう…みたいな）を溜めたままの関係はもっと良くないはずですよね…
時には、いい意味での？小さな小競り合いも必要なのかな…（もちろん建設的な意見を出し合うことが前提の小競り合いですが）。ちょっと違うかもしれないけれど、感覚的には、小さかったころお互いの意見や考えを言い合えた友達みたいな感覚が大人になっても必要なんじゃないでしょうか（喧嘩してもすぐに仲直りできる間柄。これってお互いがスッキリしたから仲直りできたんじゃないかって勝手に思っています。もちろん、仲直りできなかった友達もいるけれど…）。
これからは（ケースバイケースかもしれないけれど）、上司や相手と意見や考えが違ったとき、グッと飲み込む（我慢する）ことだけを最優先しないようにしていこうと思います。自分なりの意見や考えがある時は、きちんと説明していきたい…（相手の考えを批判するのではなく、最低限の礼儀をもって）自分の意見や考えが理解されないこともあるかもしれない…でも我慢したまま、言いたいことをグッと飲み込んだままストレスを溜めて仕事を続けるよりは気持ちよく前に進めそうな気がするから…
