「アウトプットが上手くできないんだよね。もっと質の高いアウトプットができるようになれると嬉しいんだけどな...」研修を終えた後、同僚と話す機会がありました。
研修に参加したり、本を読んだりするなど知識をインプットする機会を持つことはそれなりにしているつもりです。でもインプットしたまま(その知識を使うことがないまま)何もしていないこともあるためアウトプット力を高めることができていない自分...
せっかくインプットしたことは仕事や生活の場面で活用したいと思っているのに...
なぜアウトプットすることができていないんだろう?
アウトプットするために意識しなければならないこと(アウトプット力を高めるためにすべきこと)は何だろう?と思いながら以前購入した本をいくつか読み返してみました。
そこで紹介されていたことは、
・アウトプットが上手いと思う人の真似をする
・インプットするときの自分の意識を変える
・インプットしたことを手書きで整理(最近、手書きをすることが少なくなっている...)
・人に伝える(教える)
教えていただいたことや学んだことを自分の手で書き出し、整理することで理解力がアップすることは確かだと思います。覚えたつもり、学んだつもりのまま時間を無駄に経過させるのではなく、忘れないうちに行動を起こすことが大切ですね。気づきや得た知識は、思っているよりもすぐに忘れてしまうものですよね..
注意していきたいことは、ただがむしゃらにインプットするのではなく、学んだことをどんな場面でアウトプットするのか意識してインプットすること。インプットする段階で質を高めておけば、よりよいアウトプットに繋がりそうです。
そのうえで、学んだこと(インプットしたこと)をできるだけ人に伝えてみる。その時には、色々な質問を投げかけてもらったり(質問に答えることでより自分が本当に理解しているかいないかがわかるはず...)、わかりにくかった点をフィードバックしてもらい、もう一度自分の頭を整理してみる(この時も手書きで整理するようにしたいと思います)。
そんなことを考えていると、中学生の末っ子から数学の宿題の答えに対する質問がありました。まずは、自分一人で問題を解いてみたのですが、教科書を見ながら何とか回答することができました。でも「なんでこの答えになるの?」という末っ子の質問には答えることができない...説明することができない...
きっと自分の頭の中で教科書に書いてあることがしっかりと整理できて(理解できて)いないからなんですよね(とりあえず解き方だけがわかっている状態…)。「なんで?」に答えることができるようになってこそ、インプットしたことが本当の意味で活きることを痛感しました。
仕事でもきっと同じことが言えるはず...資料をひたすらインプットするのではなく、インプットしたことをきちんと伝える(相手に伝わる)ことができるように、アウトプットが上手だと思う人を積極的に真似してみたり、人に話したり、教えていただいたことや学んだことを自分の言葉で書き換えて整理していくことを意識していきたいと思います。