みなさんは、思いつきをどのように捉えているでしょうか？
「思いつきは、真剣に考えていないからダメだよ…」でしょうか？あるいは、「思いつくって大事なことだよ！だって思いつきは何もないところからでてきたのではなく、それまでの経験やこれからを予測して生み出されたアイディアなんだから…」と捉えておられるでしょうか？
というのも、先日の会議で「思いつきで発言しないでほしい！。もっと真剣に考えて下さい！」と司会の方が自分の同僚に言ったんですよね。自分は同僚の意見がとても新鮮に感じられたので、いいこと思いつくもんだなぁ…と感心したのですが、会議ではなんだか良い考えとして受け止めていただけなくて…
確かに、少し内容がお硬い会議であったことは事実です。でも、意見やアイディアを出し、話し合うのことが目的の会議であり、その発言の理由も聞かずに、その考えを半ば切り捨てるような形でそれ以降、同僚に何も聞かなかったのはとても残念でした。また、その時に、勇気を出して、「その考え方って面白いと思います！。みんなでもう少し検討しませんか？」と言えなかった自分をとても悔やんでいます。
このままだと、会議で話し合うことが、ごく狭い範囲の考え方で進んでしまう…小さな思いつきに気付こうとせず、大きなチャンスを見逃してしまうかもしれませんよね…
これからは、たとえ小さな思いつきであったとしても、「もしかしたら凄いアイディアなのかも知れない…」と受け止め、大切にしていきたいと考えています。狭い知識や狭い範囲の考え方に縛られて頭を固くしていては、きっと独創的な、創造性豊かな考えは生まれないはずだから…
