じむいんパパのinterest日記

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ゆでガエル状態って何ですか?

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「ゆでガエル状態ってどんな状態ですか?管理者から言われたんですけど知ってますか?」と若い同僚から聞かれました。

寓話で読んだことがあったのでなんとなく内容は理解していたのですが、誰からどんな場面で言われたのかが気になり聞いてみると、

「ミーティングの際に、新しい提案があって、その時に、その場にいる全員が新しいことに取り組むことに後ろ向きな反応をしたとき、管理者にそう言われたんですよね。」なぜ、みんなが後ろ向きな反応をしたのかは直接確かめてはいませんが、今のやり方で大きな問題は起きていないし、今のやり方が最適だと考えているからだと思いますけど…と教えてくれました。

同僚の話を聞いて思ったことは、管理者が伝えたかったことは、刻々と変化する状況に、自分たちが気づくか、気づかないかは別として、現状維持を好み、環境変化を望まない(「まだ変えなくても大丈夫だろう…的な考え方」)と対応できなくなるほどに問題が悪化してしまうことがありますよ。注意してくださいね。ということだったのではないでしょうか…

組織の環境に慣れて順応することも大切ですが、環境に慣れすぎると、変化に気付くことや、リスクに気づくことができなくなってしまいますよね。どんなにいい取り組みだと思えることも、これから起こるかもしれないリスク回避や今後の成長のためには常にアップデートしていかなければ、ゆでガエル状態になってしまう可能性は否定できません…

世間の声や組織内部からの声を無視し、過去の成功例にこだわり、問題が起きてもその変化に気づくことができなければ組織は徐々に立ち行かなくなってしまうかもしれません…

そのような状態(ゆでガエル状態)に陥らないために注意することは、

・自分や周囲を常に客観的な視点で見ること(感じとること)
(「今、水温は何度なのか?」「自分はこのまま水の中にいるべきなのか?」)
・危機意識を共有すること
・個人個人が自問自答すること

ある程度勤務年数が経過し、業務に必要なスキルを習得したり、仕事のスタイルを身につけると、「本当にこのやり方は正しいのだろうか?」「もっといい方法はないのだろうか?」と考える(自問自答する)ことが少なくなってしまいがち…結果、変化に遅れが生じる。

でも、社会の状況は自分が思っている(感じている)以上に変化を続けているのが事実。変わらないままの人は、その場に置いていかれ、数年後の社会では通用しなくなってしまう恐れもある。そうはなりたくない…ではどうすればよいのか?

まずは、勤務先を中心とした考え方にどっぷり浸かっているのかもしれない(自分が働いている組織では当たり前とされているルールのなかにも、世間からみると「?」と捉えられるものが少なからずあるはず…)と考え、おかしいことがあればスルーせずに「このままでいいのだろうか?」「変化する必要があるのではないか…」と自問自答し、自らの考え(変化の必要性)を自らの口で伝え、危機意識を共有できるようにしていきたいと思います。