曖昧な表現についてみなさんはどう思われていますか?
「曖昧なことは言ってはだめ!」それとも「時と場合に応じて曖昧な表現も使うべき!」どちらでしょうか?あるいは、「そのどちらでもない。違う考えがある!」でしょうか?
というのも、先日ある方から「曖昧な表現は一切しないように!不安を煽るだけです!」と注意を受けました。
たしかに、曖昧とは「はっきりしない」とか「優柔不断」とか「どっちつかず」とか、どちらかといえばネガティブな意味で使われていることが多いのではないかと感じています。でも断定を避けるために、直接的な表現を使わず曖昧な表現を使うということが、対人場面においてメリットを発揮することもあると思っているんですよね(日常的には意外とこういった場面は多いのではないかと…)。
例えば、◯◯についてどう思う?賛成?反対?みたいな質問を受けたときに、自分の中に複数の考えがあって、どちらが正しいのかわからない、決めかねるなぁと思うことはありませんでしょうか?
はっきり言うことによって相手を不快にさせたり傷つけたりしてしまうのではないか?と不安になることはありませんでしょうか?
そんなとき、自分は「どうなんだろうね…よく(はっきり)分からないけど、どっちかといえば、自分は賛成(反対)かな…」みたいに答えてしまっています。答えを求めている相手にとっては、このような対応はやっぱりダメですかね…逃げているだけになりますかね…
今は本当に価値観が多様化していて、簡単にこれ!って一つに決められないことがたくさん増えてきたように感じています(自分が優柔不断なだけかもしれませんが…)。もちろん答えをはっきりと出さなければ前に進めないときもありますので、なんでもかんでも曖昧にならないように(相手の不安を煽るようなことがないように)気をつけていくことはしっかりと意識していきたいと考えています。