「何が言いたいの？とまた聞かれてしまいました。一生懸命伝えているつもりなんですが…どうしたらいいですかね…」と相談を受けました。
自分自身の考えや想い、説明や伝言をする際など、自分にも当てはまることであり、上手に相手に伝えるためにはどうしたらよいか？改めて一緒に考えてみました。
まず、思い出した言葉は、伝えることについての研修で講師の方に教えていただいた言葉…「そんな方は、要約力が足りていないのかもしれません。」でした。
要約力とは、自分が話したい内容や相手から聞き出した内容の本質を瞬時に掴み、「明確にそして簡潔に」まとめる能力のこと。と教えていただいたと記憶しています。
その際に、当てはまることがあれば注意してください。とお聞きしたことは、
・１から１０までのすべてを話そうとしている
・日頃から、話のまとめ役が苦手であると感じている
・一生懸命ではあるが、無駄が多いと言われることがある
まとめ役が苦手（司会や、ファシリテーターなど）、話が長くなる時がある（一生懸命伝えようとした結果ではありますが…）。
まさに自分にも当てはまること…ではどんなことに注意すれば良いのだろうか？わかりやすい説明や話をしてくれる方は、どんな方だろうか？
・全体像を把握している
・全体の中の伝えたい（重要なポイント）が明確（聞いてすぐに理解できる）
・短い説明や話（だらだらと、長々と説明していない）
・話の着地点がはっきりしている（結局何が言いたいの？にならない）
自分自身が話しているときを振り返ると、自分が伝えたいことの着地点をきちんと理解していないまま話し始めているような気がします。きっと、まとまりのない印象を与えてしまっているのではないかと…
気をつけていきたいこと（気をつけなければいけないこと）として、まずはじめに、
・〇〇ということを伝えるために自分なりに要約する（着地点も明確にする）
・自分の言葉で説明できるようにする（自分が理解できていないまま話をしない）
・上手に要約された文章を参考にする（本の要約サイトなど）
上司や同僚、取引先などから説明を求められたとき、 限られた時間で相手が求めている答えをすばやく頭の中でまとめ、的確に答えられる人に少しでも近づいていきたい…
目の前にある情報源から、不要な？情報をカットする。個々の情報の重要度を判断して、考える力（思考力）を高める。伝えなければならない内容をすばやく理解し要点を掴めるようになりたいと思います。
