「なんでこんなこともできないの！完璧に仕上げてって言ったでしょ！」「なんでそんな細かいことまで気にするんですか！これぐらい多めに見てくださいよ！」っていう会話が聞こえてきました。その後は周りもなんかギスギスした雰囲気に…売り言葉に買い言葉かもしれないけれど嫌な気持ちになりました。
自分は同じようなこと周りにしていないだろうか…もしかしたら自分が気づいていないだけで、相手に完璧を求めていないだろうか（自分のことは棚に上げて…）。言われることはよくあるんですが…
ふと我に返って考えてみると思い当たる節が…細かなチェックが必要な書類を急ぎで仕上げなければならない時、自分自身にイライラして周りにも「もっとちゃんとチェックしてください！」に近いことを言ってしまっている…しっかりチェックすることを求めること自体は基本的に悪いことだとは考えていませんが、言い方（伝え方）って大事ですよね…自分のイライラをぶつけるような言い方はお互いに損しか生まれないって分かっているはずなのに…
イライラしないようにしていくためにはどうすればいいのでしょうか？
・完璧でないことを許せるようにする（お互いが）
・重箱の隅のつつき合いをしない
・自分自身だけの感情だけで腹を立てない
（なんで！そんなことできないの？とか分からないの…って勝手に思わないようにする）
もちろん正確さが必要な仕事はたくさんあります。最初からミスありきでいい仕事なんて基本的にはないと思っています。でも、全てを完璧にすることって本当に難しいですし、おそらく自分にはできないことだと感じています（完璧にしていくための努力は惜しまないつもりですが…）。だからこそ、相手にも自分の都合だけで完璧を求めてはいけないのではないかと…（お互いの関係がギスギスしないためにも…）
完璧を求めすぎて、自分自身が潰れないためにも、あるいは周りが見えない状況になり一人で突っ走り、周囲に悪影響を及ぼさないようにするためにも、自分は完璧な人間なのではないことを再確認し、周りへも最低限の気配りができるようにしていきたい…
だって、周囲の協力や助けがあったからこそ、今の生活ができていたり、仕事をさせていただいているんですから…ほんと自分が一人で出来ることなんて限られています。
相手のことを許すから自分も全て許されるわけではないかもしれないけれど、お互いのミスをお互いがフォローしたり許容できたりする関係を構築できれば嬉しいです。そのためには、まずは自分が変わらないといけませんよね…
そしてその関係性が仕事の場面でお互いの生産性を高めることができれば更に嬉しいです。
