「なんであの人はこちらの考えを真っ向から否定するんですかね…」「◯◯について詳しいことは分かるんですが、もしかして間違っているかもしれない、違う方法が良いのでは?と感じたから伝えたのに…」と後輩から相談を受けました。
どうやら、経験も豊富で、そのこと(ある業務)に組織内では詳しいと思われている方に自分なりに感じたことや新しい提案をしたところ、まったく耳を貸してもらえず、更に、「いままでのやり方で問題はない!変える必要はない!」と全否定されてしまったようなんです…
たしかに、その方はその業務における組織内で唯一の有資格者…知識も経験も周りの方よりもたくさんあります。でも、後輩からの提案を全く受け入れない、試しもせずに全否定するのは違っているんじゃないか…と私も感じました。一方で、自分も同じようなことをしていないか?って心配にもなりました…
経験を積んだり、知識をつけるために勉強することは何歳になっても必要なこと。でも、その経験や知識の上に踏ん反り返って周りの意見や考えに耳を貸さないようにはなりたくないものです…(気が付かないうちに自分がなっている可能性もあるので偉そうには言えませんが…)
自分が尊敬する人、憧れている人、カッコいいと思う人を思い浮かべてみると、皆さん一様に謙虚な方が多いです。知識も乏しい、経験も足りない自分の考えや意見も真正面から受け止めてくれます。決してバカにするようなことはありません。一方で、なんだあの人!って思う方は、威張っている割には知識も経験も中途半端な方が多いような気がします(自分がこのように思われている可能性もあるので、自分の態度には注意していきたいと思います)。
今すぐに、憧れている人、尊敬している人のように振る舞うことはできないかもしれません…でも謙虚さを失わず、何事も軽視しない…そんな人になれるように日々の生活の中で丁寧に対応することだけは気をつけていきたいと思います(中途半端で放漫で威張った人って思われないようにするために…)