近くで気難しい方の受付対応をしていた職場の先輩。「はい。わかりました。◯◯ですね。早めに対応させていただきます。」 さすが先輩。やるな~と思いながら聞いていると、
「さっきの話。よく内容がわからなくってね。すぐやるって返事してしまったから、◯◯についてやっといてくれる」 えっ…内容がわからないのにすぐやりますって返事したことにも驚きでしたが、それを丸投げするなんて…
驚いた表情をしていたのに気づいたのか、「だって何も知らないって思われたくないでしょ。会社への依頼なんだから私が対応しなくてもいいんじゃない。忙しいの!」
忙しいのは皆んな同じでは…と思いながらも ◯◯については詳しくないことだったので、私も詳しくないことをお伝えし、調べてから出来る範囲で早めに対応すると伝えさせていただきました(伝えた後の先輩は無反応。すでに自分の仕事ではない といった感じ)。
自分自身知ったかぶりを全くしないわけではありません。「調べてあとで理解すればいい」という安易な考えを持ってしまう時もあります(これからはなるべく控えたいと思います)。
なぜ、わかったふりをしてしまうのでしょうか?(自分の場合について考えてみました)
・こんなことも知らないの?と思われたくない(恥ずかしい)
・後で調べればいいか と安易に思ってしまう(相手の話を途中で遮りたくない)
わからないという事は恥ずかしい時もあります(実際にバカにされたこともあります)。でも、わからないのにわかったふりをしていると(自分ではバレていないと思っていても)周りの人たちにはバレバレになっている可能性がありますよね。これって わからないより恥ずかしいことだと思います。
わからないふりをしないために気をつけることは?なんだろう。
わからないことは、素直に「教えてください。」と言えることと、教えていただいたことを素直に聞く耳を持つことですよね(他にもあるかと思いますが)。
「わかったふりをする人」から「わからないことは常に素直に聞ける人」へ変わるキッカケを今回いただけたので、今回の私への丸投げは良しとします。
「知らないなら、素直に知らないって言えばいいのに…」と陰で言われないように、その場の勢いで知ったかぶりをして、あとで周りに余計な迷惑をかけないように、これからは、分からない事は、素直に聞く ことを実践していきたいと思います。
知ったかぶりを繰り返す人がいる場合(自分がそうなっている場合もあるかもしれないので注意します)、毎回まともに相手にしていては、自分が疲れてしまうこともあるので、当たり障りなく上手に対応することも必要ですかね。