仕事をする上で大切なことは何か…が自分自身の中でも変化してきたと感じています。
個人的な変化としては、がむしゃらに長時間労働をして、仕事一辺倒の生活を送ることを自分にとっても家族にとっても大切だと思っていた考え方が、働き方改革が進められていく中で、仕事と生活をバランスよく配分することが、今は自分にも家族にも必要であり大切であると感じるようになりました(歳をとったこともあるかもしれませんが…)。
仕事上では、自分のことだけしていれば他は関係ないという考え方から、視野を広く持ち、個々の立場を尊重しながら、丸く収める(調和を図ることができる)ことができる力が大切であると感じるようになりました(まだその力は持ち合わせてはいないのですが…)。
バランス感覚が優れているとは、釣り合いをうまく取れる、均衡を保つことができる、調和を図ることができることだと思っていますが、思うだけでは簡単に身につけることはできそうにありません。どうすればもっとバランス感覚を身に付けることができるのでしょうか。
・多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけない
・短すぎてもいけないし、長すぎてもいけない
・干渉しすぎてもいけないし、放置しすぎてもいけない
・やりすぎも、まったく無関心もいけない
バランス感覚に優れている人は、これらを常に調整しながら、コントロールできる人。
意識していなければ(放っておくと)、必ずどちらかに比重が傾いてしまいますよね。
ということは、バランス感覚を身に付けるためには「やりすぎ」「やらなさすぎ」の間を知らなければいけないのかもしれませんね。
自分自身が「やりすぎ」と「やらなさすぎ」の境界線を把握するためにはどうすればよいのでしょうか。頭の中で考えるだけでできるのでしょうか。
やり過ぎてしまい、ここまでいったらダメなんだなと実体験し分かることは大切かもしれませんが、本当にダメになってしまっては身体がいくつあっても足りない…
バランス感覚を身につける上で気をつけるべきことは、
・上手くものごとが進まないときは、バランスが崩れている信号だと認識してみること
上手く進まないと感じたときは、自分の思考や行動が偏り、極端になっているかもしれません。そんな危険信号を感じたときは、立ち止まり、バランスが取れているか自分自身に問いかけるようにしていきたい…
自分の中にあるポジティブな部分とネガティブな部分のバランスをうまく調整し、最終的にいい状態に持って行くことができるように意識して取り組み、「あの人はバランス感覚いいよね」と言ってもらえるように(近づくことができるように)なりたいと思います