漫画を読んでいたお陰で役に立ったことってありませんか?大なり小なり恩恵を受けたことはありませんか?
自分は小さいときから漫画を読むのが大好きなのですが(ジャンプやサンデー・マガジンなど)、教科書や参考書で勉強したことよりも記憶にもしっかり残っていて、学生時代も社会人になってからも日常でも役立つことが結構たくさんあったような気がしています。
比較的難しい漢字の読み方だったり、雑談のネタだったり、いろいろなスポーツのルールを覚えたり、時には学校のテストで役立ったり(歴史などで)、そして大げさかもしれませんがお気に入りの漫画は(自分が最も好きな漫画は「キャプテン翼」です)人生の生き方の指南書的な存在だったり…
漫画は子どもに悪い影響を与える!子どもには見せたくないという方もいらっしゃるとは思いますが、良い影響もたくさんあるのではないかと考えています。
教科書を読んでも覚えられなかったことが、漫画で読んだことだとスムーズに頭に入ってきやすい…この現象を利用すれば勉強も少しは楽しくなるかもしれませんよね(高校を受験する末っ子に提案したところ、さっそく日本の歴史の漫画を購入させられることになりましたが…戦国時代の漫画あとで貸して貰う予定です)。
自分が漫画から教えてもらったことで今でもとても役に立っていることは、
・仲間を大切にする
・何ごとも諦めてはいけない
・向上心(常に上を目指す姿)を持つ
漫画の様々な登場人物になりきることで、いろいろな人の立場が少し理解できるようになったり、他人を思いやれるようになったり、社会の仕組みを少しデキるようになったり…
また、自分に興味がなかった分野の世界へも抵抗なく入り込め、専門的な言葉を知る機会になったり、絵をみることで想像力を働かせる機会になったりしていると感じています。
漫画を読むことで、活字に抵抗感がなくなり、読書が好きにもなりました。
初めてお会いした方とも漫画について話がはずみ、その後のお付き合いが広がったなんてことも…長男とはサッカー漫画でよく盛り上がるので、親子間のコミュニケーションも深まります。
確かに、漫画から悪影響を受ける場合もあるかもしれません。でもそれは漫画だけに限りませんよね。乱暴な人物や意地悪な人物はテレビにも映画にも出てきます…
漫画は子どもによくない!と一括りにまとめるのはどうでしょうか?
漫画ばかり読んでいるから成績が上がらないのよ!と子どもの成績を漫画に責任転嫁するのはいかがなものでしょうか?(たまに言っていた自分を反省しています)
善悪を自分で判断し、自覚を持って行動する人間になるよう、教育するのが親の役目ではないかと思っています(親として自分はまだまだ未熟ですが…)。
子どもたちには、自分が好きな漫画を読むことで、豊かな心を育み、そして、視野をどんどん広げていってもらいたいと思います。