みんなが持っていたり、これっていいよね!と言っているものがつい欲しくなってしまうんですよね。そんなに欲しかったりするものでもないのに…と職場で耳にすることがありました。
確かに自分にも当てはまるなぁ…と思いながら聞いていたのですが、どうして周りの人の多くが持っていたり、周りの評価が高いものを欲しいと思ってしまうのでしょうか?
そんなとき、同僚の一人が、「それってバンドワゴン効果かもしれないよ。この前テレビで観たんだよね。」と言いながら同僚たちに話をしているのを一緒に聞かせていただきました。
教えていただいた内容は、バンドワゴン効果とは、他の人が消費するものを自分も欲しいと思う心理効果のことであり、たくさんの人が支持しているものに対して、より多くの支持が集まること。
日常で知らないうちに経験しているバンドワゴン効果として、なるほど〜と思ったことは、
・行列ができている店は人気があると思い、つい自分も並びたくなる
・この商品は、「◯◯◯万人の人が既に使っています。」とか「お客様満足度No.1!の商品です」とか紹介されると買ってみようかな(一度使ってみようかな。と思ってしまう
・街頭でたくさん集まっていると、(特に興味もないことかもしれないのに)興味を持ったり立ち止まったりしてしまう
・視聴率が高いと聞いたTV番組を視聴してみたくなる
「みんなが使っているから、きっといいものだろう」と思うことは自分にもよくあります。自分にとって必要か否か考えずに購入してしまい後悔することも…無意識のうちにバンドワゴン効果が働き購入してしまったんでしょうね。自分にとって必要のない無駄なものを購入したり称ししないように気をつけないと…
一方で、バンドワゴン効果とは真逆の心理が働くことがありませんか?「人と違うものが欲しいなぁ…」と思ってしまうことありませんか?
例えば、「限定10個」とか「限定10食」という言葉を聞くと、つい買いたくなったり、つい注文したくなったり…
希少であるといった価値が、人々の行動のきっかけになることもありますよね。調べてみると、これはスノッブ効果というらしい…スノッブ効果を利用した売り方としては、「期間限定」「地域限定」などのワードがよく使われているとのことでした(確かによく見かけたり、耳にしたりしますね)。
たくさんの高評価を参考にすることや、いろいろな新しいことに興味をもってチャレンジすることは大切であると思いますが、自分なりに何も調べず、ただ周りがいいね!といっているから自分にもいいはず…と決めつけて何も考えずに行動を起こすことは控えていきたいと思います。
たくさんある情報の中から正解を選ぶことは難しいかもしれませんが…