じむいんパパのinterest日記

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ハインリッヒの法則についてもう一度教えていただきました。

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もうすぐ新しい事務職員の方が入社してこられます。事務経験のない方ではありますが、人柄もよく、とても優しそうな雰囲気のある方です。新しい方がスムーズに医療事務の世界に入ってくることが出来るように同僚といろいろ準備(事務業務の見直し)を進めていたところ、自分たちがしている業務の中に間違い(今まで気づかなかったミス)があることに気づきました。

そんなとき、看護師さんたちが、院内でのヒヤリ・ハットの勉強会を開催してくださり、ハインリッヒの法則についても学ぶ機会を得ることができたんです。

教えていただいたことは、「いち早くミスに気づいてコミュニケーションを取る」ということ。ハインリッヒの法則は、ヒヤリハットを防ぐことを目的としていて、医療現場では、気づきとその後の対応が重要になるということ。

重大な事故の背後にある数多くの事故寸前の軽微な異常を無視しないようにするために(気づくことができるようにするために)は、事務部門でもヒヤリ・ハットを洗い出し、対策を講じることが必要だと改めて認識することが出来ました。

仕事をしていると「ヒヤリ」としたことや「ハッ」としたこと(危ないことが起こったものの、重大な事故に至らなかったこと)はたくさんあります。でもその時大きな問題にならなかった場合、良かった...何事もなくてみたいに、つい流してしまうことが(なぜ「ヒヤリとしたのか?」「ハッとしたのか?」を考えずに)あります。

看護師さんからは、ヒヤリ・ハットをできるだけ無くすことができれば一番良いことですよね。と教えていただきました。そのためには、起きたことを分析するだけではなく、今後同じことが繰り返されないように対策を講じることが重要であることも...

データの入力間違いに気が付かず処理を進めてしまうこと、処理のミスにより患者さんや取引先や勤務先に迷惑を掛ける可能性のあるトラブルもヒヤリ・ハットの対象になりますよね。日々の業務の中でトラブルになってしまったことでも実は予測できたのでは?と思うこともあります。トラブルを防ぐ意識付けを行い、日常で起きるヒヤリを抑制することにつなげていくことができれば新しい方も安心して仕事ができますよね。

今までに自分たちが経験したヒヤリ・ハットに対して予め予防策を講じることや対応方法を検討しておけば、万が一、クレームが生じた場合でも迅速な対応を行うことができるはず。相手に対してスムーズな対応ができれば、少なくとも今よりは患者満足度の向上につなげることができるはずですよね。

新しい方が入社してくださる前に、トラブルを発生させない仕組み作り(新たな仕組み作り)をすることは、自分たちの仕事を見直す良い機会となりそうです。
ヒヤリ・ハットによる意見の洗い出しが、トラブルを未然に防ぐだけではなく、対応策の構築や新しい仕組み作りには欠かせないと感じています。

「1件の重大事故が起こった背景には、軽微で済んだ29件の事故、そして事故寸前の300件の異常が隠れている」重大なミスにつながらないように、日々の小さな危険(ミス)を甘く考えず、できる限りの対応を心掛けていきたいと思います。