小さい頃は、人のまねをしないように…って教えられてきたことが多かったような気がします…
でも何かをマスターするために「まねる」ことは、決して「悪いこと」ではありませんよね…
むしろ、学びの本質は「真似する」ことから始まると言ってもいいのかな…
言葉を覚えるとき(赤ちゃんの頃の記憶はないけれど…)、仕事を始めるとき、スポーツの動きを身につけるとき…そのすべては、誰かの動作や表現を「まねる」ことからスタートしてきた…
もちろん、何ごとにおいても基礎は大切…でも、小さいころ、憧れの選手のドリブルやシュートを「まねる」ことで、最初はぎこちなくても、繰り返すうちに「自分なりに」タイミングやリズムを調整し、やがて自分だけのプレースタイルが育ててきた…(決して上手いわけではないけれど)
これは単なる模倣ではない…ですよね…
自分なりの観察と吸収を通じて自分の中に新しい感覚を育てる「まねる力」と考えても問題はないのかなって思っています…
もちろん、最初は完全なコピー(模倣)かもしれません…
でも、繰り返し真似するうちに、少しずつ「自分なりに」工夫を加えたり、違和感を覚えたりすることで、オリジナルの感覚も芽生えてくる…
真似はゴールではなく、オリジナルへと至るための大切なプロセスなはず…
「まねる力」を磨きながら、自分なりの視点や感性を加えていき、自分なりの唯一無二のスタイルを築くことができれば嬉しいな…
「真似することは悪いことだ」という思い込みは、創造の芽を摘んでしまうかもしれません…
大切なのは、真似を通じて何を感じ、どう自分に取り込むか…
そして、そこからどう「自分なりに」変化させていくかですかね…
だからこそ、何かをマスターしたいと思ったときは、遠慮せずに「まねる」ことから始めてみたいと思います…
真似は恥ではなく、成長の証!
「まねる力」はどんな分野でも、学びと創造の出発点。真似を恐れず、むしろ楽しむことで、オリジナルへの道を切り開いていきたい…