気づけば、毎日いろんなことを同時並行でしている…
スマホやパソコンでメッセージやメールを返しながら、頭の中では次の予定を組み立てて、横目ではユーチューブの研修動画を流し見…みたいなかんじで…
なんだかんだで、同時にいくつも手を動かしている時間って多いのかな…
もちろん、多くのことに手を出す(頭を動かす)と、それだけできることも増えるような気がする…
新しいことに挑戦するのは楽しいし、ちょっと器用になった気もする。ただしその一方で、「できてないこと」も増えていっているのかもしれない…
読みかけの本…途中で止まったままの案件、放置された趣味の道具たち…
気づけば、頭の中が未完了リストでいっぱいになってしまった…なんてことありませんか?
これって、よく考えるとちょっともったいないですよね…
何かを始めるのは簡単だけど、続けるのってエネルギーがいる。一つのことを極めるには、時間も集中力も必要だし、何より「これに向き合うぞ!」っていう覚悟みたいなものが自分には必要…
だからこそ、対象を絞り込むってことが大事なんですよね…あれもこれもじゃなくて、「これだけ!」みたいに…
一つに絞ることで、深く掘れるし、自分なりの手応えも感じられる…
能率的に動きたいなら、むしろ「減らす」ことがポイントなのかな…選択肢が多すぎると、逆に迷ってしまって、何も進まないことってたくさん経験してきたから…(「何から手をつけよう…」って悩んでるうちに、時間だけが過ぎていくみたいに…)
もちろん、いろんなことに興味を持つのは悪いことじゃない。人生には広がりも必要だし、好奇心は大事。でも、「今はこれに集中する」っていう時間を持つことで、広がりの中にも深さが生まれる。浅く広くより、深く狭くのほうが、心に残るものがあるのかな…
対象を絞り込むことで、見えてくる景色もある。そしてその景色は、同時並行ではなかなかたどり着けない場所だったりしますかね…
もし今「なんかうまくいかないな…」って感じたら、いったん立ち止まって、「今、自分が本当に向き合いたいことって何だろう?」って考えてみるのもいいかもしれませんね…
それが見つかったら、あとはそこに集中するだけ。意外と、シンプルな方がうまくいくのかな…
いま、自分が本当に向き合いたいものは何か。何を深めたいのか。焦らずその問いに答えることを忘れないようにしていきたい…