日々、目の前のことにできるかぎり集中し(没頭し)、パソコンの前に座り、近くで数字や文字を確認する作業に多くの時間を費やしています…
また、仕事以外でも、その細部や微細な変化に気づけるように…って考えて近くで確認することも無意識ですが多いのかなって思います…
でも、近くで確認することばかりに意識を向けていると、全体像や本質を見失ってしまうこともありますよね…
ときには、退いて眺める(あるいは立ち止まって眺める)ことも大切なことなのかな…
少し距離を置いて、遠くから見ることで、見えなかったものが見えてくることもある…
目の前では分からなかったことが、視点を変えることによって分かるようになることも何度か経験してきた…
遠くから見ることで、近くで確認していた細かい部分がどのように全体を形づくっているのかを理解する手がかりが得られることもあった…
でも、近づいて見てしまいがちな自分がいることを否定できません…
きっと、退いて眺めるとき、最初は「分からない」と感じることが多いからなのかな…
細かい部分を追うことに慣れていると、全体を見るという行為が自分に混乱を招くんじゃないかって思ってしまうことも近づいてしまう理由かもしれません…
近づいても分からないときこそ、じっと静けさの中で回想する時間を持つような感じで退いてみることで(喧騒を離れ、心を落ち着けることで)見えなかったつながりや関係性に気づくことができるのであれば、もっと見方を変えることを意識していきたい…
近くで確認することと、退いて眺めることは、互いに補い合う関係のはず…
どちらか一方だけではきっと十分ではないんでしょうね…
近くで見て分かることもあれば、遠くから見て分かることもある…
仕事や学び、趣味、遊びなど、目の前のことに熱中しているとき、見えなくなってしまうものがたくさんある…それは決して悪いことではないはずだけど、心に余裕ができたときには、少し退いて全体を見渡すことも心がけていきたいな…
退いて眺めることは、決して「目を背けること」ではないはずだから…
全体を理解し、よりよい方向へ進むための大切な一歩として…退いて眺める勇気を持つことも忘れないようにしていきたいな…