何かを身につけたいと思ったとき、まず「知識を得る」ことから始めることが多い…
本を読む。研修に参加する。人に聞く。これらはすべて、学びの第一歩であることは間違いではないと思っています…情報を集め、理解しようとする姿勢はこれからも失わないようにしていきたい…
でも、実際にそれが「身についた」と言える状態になるには、もう一歩、踏み込む必要がありますかね…
本を読んだだけでは、知識は頭の中に留まったままのことも多い…
研修に参加しても、講師の話を聞くだけでは、受け身の理解にとどまることも…
人に聞いて「なるほど」と思っても、すぐに忘れてしまうことも…
つまり、インプットだけでは、学びは定着しにくいものなのかな…
どうすればもっと身につけることができるのでしょうか…
まずは、人に話してみる」ことですかね…
学んだことを誰かに説明してみる。自分の言葉で語ってみる。
人に話してみると、自分がどこまで理解しているかがはっきりするし、話しながら「あれ、ここはどういう意味だったっけ?」と立ち止まる瞬間もよくある…
説明しようとしても、うまく言葉にできないことも…まだ身についていないこと、理解していないことに気づくことができることが多いんですよね…
この「気づき」が、学びを次の段階へと導いてくれるはず…わからない部分をもう一度調べたり、誰かに聞き直したりすることで、知識はより深く、確かなものにしていきたい…
話すことで、曖昧だった部分を明確にして、知識を体系化していければ嬉しいな…
「それってこういうこと?」「じゃあ、こういう場合はどうなるの?」といった質問や意見をもらうことができれば、自分では気づかなかった視点に触れることができるし、理解が深まり、応用力も育まれますよね…
話すことで、知識は自分の言葉になり、思考は整理され、理解は深まる。そして、誰かとの対話を通じて、学びは広がり、次につながっていく…こんな感じですかね…
何かを身につけるには、まず知ること。そして、話すこと。この二つが揃ってはじめて、学びは自分の中に根を張るのかな…
話すことは、学びを「自分のもの」にするための、最も確かな一歩…
話すことで、思考と感覚を「かたち」にしていきたいな…