定時後、一人残って仕事をしていた同僚に、「何かお手伝いできることがありますか?」と声をかけたのですが...「大丈夫です。なんとかなりますので...」と返事がありました。
最近、その方だけ(私と同じ部署の方です)が週に数回一人で残って仕事をしています。大丈夫です。と言われていましたが、表情も少し疲れ気味のように感じます。お節介なことかもしれませんが、どうすればもう少し頼っていただけるのか?
周囲から、「〇〇さんはいつも色々と気づいてくれて助かるし、相談しやすい」と言われている方に相談してみました。
「あくまで想像だけど、本音は手伝って欲しいと思ってるんじゃないかな。ただ、自分に与えられた業務が時間内にできない人だという風に見られたくないんじゃないかな。声のかけ方が難しいね。心の声を出してもらえるような雰囲気が必要だと思うよ。」と教えていただきました。
確かに自分も「大丈夫。大丈夫」と言いながら、心の中では、「手伝ってくれないかなぁ。」と思うことはよくあります。遠慮して言えない場合と、何でも頼ってしまうことで、自分の存在価値がなくなってしまうのではないか?という不安に駆られて本音が言えない場合があります。
「自分はどういった時に(相手に)本音を言いやすいか?」考えてみました。
普段からフラットな関係で色々相談できる方には比較的(全てではありませんが)自分の本音を伝えやすい(声に出す言葉とその裏にある心の言葉が一致している)と思います。
個々人に振り分けられている業務が全て時間内に出来ないからと言って、出来ない方の存在価値がなくなる(低くなる)ことはないですよといった雰囲気作りも必要であると思います。
本当に困っているときは、いつでも気軽に相談できる(心の声を伝えることができる)、「ちょっと手伝って欲しい」と気軽に言える そんな職場に少しでも近づければ...
誰か一人に負担を強いるのではなく、まずは、自分から変えられるように、本音を伝えることができるようにしていきたいと思います。