同僚から、こんな相談を受けました。
「お互いが欲しいと思うものが一致しないとき、落としどころが見つからず押し問答になってしまうんだよね。」「そんな時、どうしてる?」
直ぐに答えが見つからず悩んでいると、傍にいた別の同僚から
「家庭でも仕事でも、自分が感じるメリット(こだわり)が相手にとってはメリットに感じられないことが沢山あるはず。なぜ、〇〇がいいのか(欲しいのか)を分かりやすく、できるだけ沢山説明してみると意外に上手くいくことが多いよ」とアドバイスをもらいました。
その同僚にもう少し詳しく聞いてみると、
「お互いが100%納得することは難しいけれど、納得できない部分が一部あったとしても、相手の説明を聞くまではメリットと感じていなかったことにメリットを感じ、妥協できることが意外にあるよ。」と教えてくれました。
具体的には、相手が欲しいと考える商品は自分が欲しいと思う商品よりも高価であり、購入金額に納得はしていなかったとのことでしたが、「〇〇で購入した場合は、購入後のサポート体制(メンテナンス等)、納期が早いなどのメリットがあるからこの金額が必要になるんだ。きっと、君が欲しいと思っている安い商品を購入するよりも、あとあとの手間が楽になるよ。だからこの商品にしよう。」などの説明を受け、確かに(なるほど)と思ったと…
確かに押し問答を続けるより、お互いの妥結点(落としどころ)を見つけ、話し合うポイントを増やす(お互いのメリットを増やす)ことで、お互いが気持ちよく前に進めるのかなと感じました。
いい意味で 落としどころを見つける話し合い(≒交渉)は、仕事でも家庭でも大切なこだと感じたので、少しづつ取り入れてみたいと思います。