夕食後、TVの旅行番組を見ているとき、残念そうに末っ子が…
「修学旅行が1日短くなったんだ。しかも沖縄から近くに変更になるし…」
「受験前の最後の楽しみだったのに…」「大人は旅行しているのになんで…」
本当であれば、昨年 2泊3日の楽しい修学旅行があったはず。
コロナウイルスの影響のため、度重なる延期、そして日程の短縮に加え、旅行先の変更。
最悪のケース(中止)は免れたものの、延期の度に我慢を強いられていたことは事実。
子ども達にとってかけがえのない学びの機会であり大切な思い出の場となる修学旅行。
色々な準備をしてきた末っ子にとっては納得がいかない様子でした(特に今年のゴールデンウイークの観光地の映像をTVで見ているだけに…)。
自分が中学生の頃は、コロナウイルスのような感染症の心配など全くせず、当たり前のように修学旅行が実施されていました。
長女も長男も修学旅行の時は、今のような感染症に頭を悩ますことはありませんでした。
家族全員、末っ子と同じ状況を経験してはいないので… どう返答すれば(対応してあげるのが)良いか? 悩んでいると(しばらく沈黙が…)
末っ子が、「でも、行けなかった学校もあるみたいだから、行くことができる私はラッキーだと思わないとね。行ったところで楽しんでくる。」
末っ子の言葉に助けられました。
「沖縄は、高校生の修学旅行にとっておく。まだコロナが続いていたら、いつか連れてって」「今回はラフティング楽しんでくる!」
中学生なりに今置かれている状況を楽しむ方向へ切り替えていることに少し驚きました。
仕事でくよくよと悩んでばかりの自分を反省。
末っ子を見習い、少しでも前向きな考え方ができるようになりたいと思います。