会社を辞め有機農業にチャレンジした方のお話を聞けるセミナーに参加しました。
きっかけは、テーマに興味があったわけではなく、セミナーのチラシに写っている方々の写真がとても楽しそうで、なんかいいなぁと思ったからです。
これまで特に農業について学んだことはなく、朝が早かったり、天候に左右されたり、力仕事がたくさんあったりして、大変そうだなといったイメージしか持っていませんでしたが、お話をお聞きしているうちに惹き込まれ、とても魅力的な仕事であると感じました(講師の方のお人柄にも十分影響を受けていると思います)。
今回のセミナーの主な内容は、「有機農業とは?」ではなく、セミナーの講師の方が、有機農業に取り組んだ結果、過疎地域であった場所に移住されてくる方が増え、地域に雇用が創出されたり、新規就農者の増加があったりしたことなど たくさんのイノベーション事例の紹介でした。
・遊休地の活用(空き家・空き農地の積極的な活用)
・体験農業(ファミリー向け)
・野菜のオーナー制度
・食育プログラム(小学生向け)
・朝市のイベント
などの話も楽しかったのですが、全てのスライドに映る方々がみんな笑顔で楽しそう(元気そう)で画面越しではありますが、元気を分けていただいきました。
質疑応答時間では、
コロナ禍でイベントが開催できなくなった時も、宅配業務を開始して収益を確保した話(コロナ前よりも増収)や、
雨に強いおいしい野菜を探して栽培することで、近年の豪雨等による災害にも対応し続けている などお聞きすることができました。
大変なことがあったも常に前向きに楽しんで取り組まれていることは、農業以外でもとても大切なことであり、お話をお聞きすることで、辛いときがあっても、前に進むことが難しいときがあっても、笑顔で取り組むことの大切さを教えていただいたような気がします(勿論、できなくなったこともたくさんあったと言うお話もありました)。
テーマに興味がなくても参加してよかった。
セミナー後には、ホームセンターに行って野菜の苗を買ってみたくなりました(しっかりと育てられるか心配ではありますが…)。